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清潔革命
これらの細菌による病気を防ぐには、細菌と戦わなければなりません。その事の一番重要な手段は身体や環境をきれいに清潔にすることだということがわかりました。今までフランスの 人たちは身体をあまり洗わなかったのです。極端な人では「オギャー」と生まれて産湯を使って以来、死ぬまで身体を洗ったことのない人が多かったそうです。
もちろん宗教的な習慣であったのですが。
今でも「メトロの香り」といいますが、メトロとはパリの地下鉄のことですが、その中の香りはパリジャンの体臭だとも言われていますが今でも日本人ほど風呂好きではないようです。
また、フランスの上流社会でも便所が無く部屋の中で“おまる”を使って用を足していました。
上流社会の貴婦人のあのスカートも“おまる”を隠して用をたせる役割があったとか…
しかもその“おまる”の中身も窓から道に捨てていたそうです。もちろん下水はありません。窓の下の軒を歩くのもよほど注意していないといけません。
貴婦人の履く「ハイヒール」も路上に落ちている糞を踏まないように考えられたものですし、また、美しい日傘も窓からの汚物をかぶらないように必要だったということです。思えば不潔な環境だったということがいえます。
人間を苦しめ命を奪う病気もそのほとんどが細菌の感染であると言うことを知って以来、最も重要なことは身体や環境を衛生的にすることだとわかり、上流社会では今まであまり身体を洗わなかったのですが、シャワーや行水を使って身体を清潔にし、細菌の汚染から身を守りました。
しかし下層階級の人たちと常に交わります。 
自分たちだけ身体を清潔にしても、汚染する恐れがあります。そこで大衆に衛生教育が始まりました。そこで人を集めてホースで水をかけ身体を洗ったり、プールを作って身体を洗う場所を設けたりしたのです。これが衛生教育の始まりだったのです。私たちも小学校に入学したとき、ハンカチを持つこと、ちり紙を持っていなければならないことを教えられました。手の爪は切ること、トイレに言ったら後手を洗うこと、食事の前には手を洗うことを教わりました。 これは清潔にすることが細菌と戦うことの第一歩だということをまず教育したのです。フランスの人たちはフランス革命によって自由と平等とそして清潔を手に入れたといわれております。
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