日本人の90%以上の人は歯を磨いています。 私のアメリカの歯科医の友人が日本へ初めて日航に乗ってきました。羽田に迎えに行ったとき、彼は日本の航空会社はすごいなあ、使い捨ての歯ブラシとクリームをくれたと言って大変驚いていました。

東京の帝国ホテルへ連れて行きました。ホテルの洗面所にはやはり歯ブラシが置いてありました。世界中のホテルで歯ブラシをサービスで置いているところはなかったのです。彼は驚きました。日本旅館に泊まりたいというものですから、別府温泉に行きました。畳の上で寝たのですがやはり洗面所に歯ブラシがありました。
最近では日本人の行くホテルは世界中どこのホテルも歯ブラシを置くようになりました。 彼は私に、日本の歯科医はすごい、よくこれだけ歯を磨く習慣を教育したものだと驚いていました。最後にこの止めをさしたのは、大阪に「ニュージャパン」というヘルスパスがありますが、そこでは大きな浴場で若い女の子が頭の先から足の先まできれいに洗ってくれるのですが、頭を洗ったあと最後に歯ブラシにクリームをつけて「さあ、歯を磨いてください。」と差し出し、お客さんがいっせいに歯を磨いている光景には腰を抜かすほどびっくりしました。
このようにアメリカ人にとっても日本人が歯を熱心に磨いているのには驚いたようです。

日本人の100%近くの人たちが歯を磨いているのになぜ日本人の歯は悪いのでしょうか。
成人の80%が歯周病なのです。
スリランカという国がありますが、その人たちと歯周病の成人有病率は同じなのです。スリランカの人たちはほとんど歯を磨いてはいないのです。
なぜでしょう!

虫歯も歯周病も細菌感染症なのです。その病気を作る菌は誰でも持っている口腔内の常在菌なのです。
誰でも持っている常在菌があるとき突然に環境条件が整うと「悪さ」をして虫歯を作り、歯周病を起こすのです。これを日和見感染といいます。
ですから、抗生物質もワクチンも使用できないのです。 コレラ菌、結核菌など感染症を起こす細菌は日常的には口の中や身体の中には常在しないのです。ですから、これらの病気にかかりますと、その細菌だけを攻撃すればよいわけです。

 


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